健康ひとくちメモ

スキンケアと保湿剤

p_advice_132健康な皮膚には角質層のバリア機能が有り、水分の蒸発や外からの刺激を防いでいます。しかし、皮脂や天然保湿因子などの保湿物質が不足し、皮膚が乾燥し た状態(ドライスキン)になると角層に隙間ができ、バリア機能が低下し水分が失われ、外からアレルゲンや細菌が侵入しやすくなり病気の原因となります。
保湿剤は皮膚の水分が逃げないように蓋をしたり、皮膚に水分を与えたりする役割を持っています。冬は夏に比べ乾燥しているため、冬のケアは特に大切です。
保湿剤の塗布回数は多い方がその効果が期待できます。理想的には皮膚表面が乾燥しない程度に、1日4~5回塗布することをお勧めします。
入浴直後は角質が水分で膨潤しており、保湿剤の浸透も良く最も効果的です。べとつかない程度にたっぷりと塗りましょう。
保湿剤には、「ヘパリン類似物質」、「尿素製剤」や「白色ワセリン」などがあります。医薬品として処方される薬や、市販で販売されているものもあります。それぞれ特徴があり、皮膚の状態に合わせて使用しましょう。
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